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動物が生きているという事。

それは心臓が常に動き続けている事を意味します。
生まれてから元気よく動き始めたこの心臓の動力源は、
おそらく生命時装置の新型機種が出ない限り、
死ぬまで動き続ける過酷な役割を果たすそうです。
心臓が止まればそれは個体の死を意味します。

植物の場合もそれと同じく、

秋の紅葉で葉が赤く染まり枝から切り離され落ち葉となります。
冬の厳しい期間をじっと環境に合わせて耐え抜く為に、
無駄な枝から先の余分な栄養源をあえて自動的に切り離します。
それは時計仕掛けの自然界に仕掛けられたシステムがそうであるように、
一見すると死んでいるような枯れ木に近い状態まで無駄を削ぎ落とし、
厳しい期間に消費エネルギーをセーブさせて生き続けています。


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季節の変わり目を色の変化で表現する植物の世界。

夏から秋に掛けて紅葉の色素変化システムが作動するのに似ています。
そして秋からは冬の準備が植物内部で耐久レースへのスタンバイなのです。
咲き乱れる新緑のエネルギーだけでなく散り際の瞬間に魅せる深紅の美しさ。
自然界では永い年月で進化を繰り返し生き残る為の方法をDNAへと宿しました。
動物の場合も植物と同じく「冬眠」というエネルギー消費を極限まで抑えた、
呼吸だけの仮死状態によってこの厳しい冬を無駄無く超えようとします。


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昆虫の場合は夏に生きて秋にその終焉を迎えます。

1匹のカブトムシの雌が、落ち葉の下で金属の残骸のように錆び付いておりました。
動かなくなったものは死んでいると思われがちですがこれは自然界でのお話しです。
人間が造り出した物質としての機械式時計の場合は違います。
ムーブメント内部に注油された作動油が固まりそれが原因で動かなくなっても大丈夫。
しばらく使用していなかった機械式腕時計が勝手に冬眠しただけに過ぎません。
この眠ってしまったマイウォッチの蘇りの儀式は至って簡単です。
サービスセンターに送って冬眠から目覚めるように段取りをするだけで良いのです。
眠ってしまった昆虫のカブトムシは何をしても2度とは目覚めませんが、
あなたの「
マイウォッチ」時計に対する愛がある限り、
多少の蘇生コストは必要となりますが、何度でも
何度でも蘇る事が可能なのです。

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生きている動物と機械の違いは実はここが大きく違うのかも知れません。

定期的な機械式腕時計のオーバーホールメンテナンスのや、
大切にする気持ちがあればあるほどその個体の寿命を含めて長生きするそうです。
止まったら終わりだ!と思う前に動いている時間と止まっている時間を考え!
正しく冷静に普通に対処する流れを今一度ご確認下さいませ!
クルマはジッと停めていて乗らない時間でも駐車料金が課金されて行きますが、
機械式時計は止まっている間は一切停止に対する費用が掛かりませんからご安心を!
動かしたい時にだけ多少の基本エキストラチャージが必要になるだけです。




 
撮影機材:NikonD3S  
AF-S MICRO NIKKOR 105mm 1:2,8G EDレンズにて撮影です。
2011-11-29  Toshifumi Kako   


株式会社オートファッションファクトリー横浜店
神奈川県横浜市都筑区早渕3-31-1
045-591-0888 
加古 俊文
 
 

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